主な著書に『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)。 むしろ、大切なのは技術革新への対応など過去の経営判断を振り返り、今の経営に生かす 「逆・タイムマシン経営」だ。 様々な企業の経営判断を当時のメディアに流布していた言説などとともに分析することで、世間の風潮に流されない本物の価値判断力を養う教科書「逆・タイムマシン経営論」を提供する。
18個人でウェブサイト「The社史」を運営している。
こうした「 同時代性の罠 」に陥らないために、何が大事なのか--。
これまで多くの企業が、日本より先を行く米国などのビジネスモデルを輸入する「タイムマシン経営」に活路を見いだしてきた。
みんなでことほぐ事態なのです。 【商品解説】. むしろ大切なのは、技術革新への対応など過去の経営判断を振り返り、今の経営に生かす「逆・タイムマシン経営」だと主張する。
楠木 「タイムマシン経営」という言葉がありますよね。 ですから、多くの人が、「本質を見よ」とか「大局観を持て」と言っていますが、逆・タイムマシン経営論は、そのためのセンスを自分で磨く、かっこうの方法論だと考えたわけです。
が3冠達成!で大賞に、で総合グランプリに、なりました。
海外で成功したビジネスモデルやサービスをいち早く輸入・展開することで、利益を生むという経営手法を指す。
の著者が2020年11月24日放送の に、 の著者が11月19日放送の に、 の著者が11月13日のに出演しました。 もちろん、IoTやDXで結果を出す企業はあります。
11そうした面がある前提で、様々な記事を読み解くセンスを磨くことがとても重要になります。
経営判断を惑わす様々な罠はどこに潜んでいるのか。
2パーセントで減っている状態になったわけですから、本来だったら提灯行列ですよ。
「飛び道具トラップ」 ある特定の企業の文脈での局地的な成功がどこでも効果を発揮する「万能の必殺技」であるかのように曲解されて発動するもの。 商業メディアに「売れそうな見出しを立てるな」というのは、「ヘビにくねくねするな」と言っているようなもので、ナンセンスです。 1990年生まれ、神戸大学大学院経営学研究科を修了後、みさき投資を経て、ウェブエンジニアとして勤務。
3だが、それで経営の本質を磨き、本当に強い企業になれるのだろうか。 杉浦 泰 社史研究家。
経営においても過去から学ぶということが重要です。
「逆・タイムマシン経営論」読みました。
「飛び道具トラップ」「激動期トラップ」「遠近歪曲トラップ」 経営を惑わす3つの「同時代性の罠」を回避せよ! 近過去の歴史を検証すれば、変わらない本質が浮かび上がる。 日本経済新聞は電子版で記事を閲覧していたのですが、あえて紙に戻しました。
5これまでも取り上げているデジタル化やDXにしても、社会の流れで飛びついても、何の役にも立ちません。
だが、それで経営の本質を磨き、本当に強い企業になれるのだろうか。
その意味では「逆・タイムマシン経営論」は役に立つはずです。
人口さえ増えれば、また、少子化さえ止まれば、何かいいことがいっぱいあるぞとなったわけです。
楠木 加藤シヅエさんとか、市川房枝さんとか、当時、女性の社会進出をリードしていた運動家の一丁目一番地は、産児制限ですから。
実際、本書に登場する記事の中には、聞き手の1人である山崎が10~20年前に執筆したものがいくつかあり、ドキドキしながら読みました。
変化する歴史を振り返ると、一貫して変わらない「本質」が浮かび上がる。 面白い本なので読み終われば紹介します。 「おっ」と思う記事に出会う機会も増えます。
1964年生まれ。
【関連記事】. 今回は「日本企業」や「日本文化」など、何にでも「日本」というキーワードをつけて一般化しがちな問題を取り上げる。
89年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。